Oracle Cloud で 無料 Linux 環境を手に入れる#
Oracle Cloud Free Tierで無料インスタンスを作成し、WindowsからSSH接続するまでの手順を記録します。
概要#
クラウド上に 無料 で使える Linux サーバを確保し、環境構築のたびに発生する手間を最小化するための記録です。頻繁に行わない作業ほど手順を忘れがちなので、この記事を備忘録として残します。
目的#
無料で Ubuntu 24.04 環境を手に入れる
Windows から SSH で接続できることを確認する
前提#
Oracle Cloud アカウント（Free Tier）を保持している
新規インスタンス作成#
Basic Information#
Name :
oracle-privateImage: Canonical Ubuntu 24.04 Minimal
Shape: VM.Standard.A1.Flex (OCPU = 1, Memory = 1 GB)
Always Free–eligible という表記があることを確認
Networking & SSH#
Add SSH keys で Generate SSH key pair を選択
ローカルに
ssh-key-{日付}.key(秘密鍵) とssh-key-{日付}.key.pub(公開鍵) を保存.ssh フォルダに
ssh-key-{日付}.keyを移動し、パーミッションを変更
Note
鍵ファイルは後でダウンロードできないので忘れずに保存します。
パブリック IP の確認#
インスタンス作成完了後、Instance Details 画面に表示される Public IP を控えます（以下 {ip} で表記）。
Windows からの SSH 接続#
ssh -i .\ssh-key-{日付}.key ubuntu@{ip}
パーミッションエラーが出る場合#
Permission 0644 for 'C:\\Users\\me\\.ssh\\sh-key-{日付}.key' are too open.
秘密鍵の属性を 600 に変更すると解消できます。
chmod 600 ~/.ssh/sh-key-{日付}.key
接続確認#
ログイン後に uname -a が返れば接続成功です。
まとめ#
Oracle Cloud Always Free を使えば 10 分ほどでパーソナル Linux サーバを構築できる
SSH 鍵のパーミッション設定に注意
これでどこからでも同じ開発環境にアクセス可能。今後は Tmux の設定を深掘り予定 🚀
参考リンク#
記事情報
- 投稿日:
2025-04-01
- 著者:
mtakagishi